"初デートでサイゼリヤはNG"
こんな一言がもとでSNSをはじめ、さまざまなところで男と女の意見の違いによる衝突を起こしていました。
あなたもタイトルくらいは見たことがあるのではないでしょうか?
正直なところ、僕には最初なにを言ってるのかわかりませんでした。
「え?サイゼリヤってあのサイゼリヤだよね?え、ダメなの?」
くらいなもんです。
そこで、昭和生まれのおっちゃんは、この論争の火種になっている部分がなんなのかをいろいろと調べてみました。
この記事では、いわゆる「初デートにサイゼリヤはNG」問題について、男と女の両方の見解をぶった切っちゃいます。
初デートにサイゼリヤはNGとか正直どうでもいい
もうね、調べれば調べるほどに、正直どうでもいい論争だなと思うのが僕の意見です。
こんなしょーもない論争に巻き込まれているサイゼリヤのほうがかわいそうだと思いませんか?
あんなに低価格で美味しいパスタやピザを食べられて、ワインまであるのに。
サイゼリヤには失礼な話ですよ。
この論争の焦点になっているのは、いい大人の男が彼女との初デートに安い店に連れていくんじゃねーよ!という一部女性陣の意見なわけです。
まぁね、気持ちはわかりますよ?
社会人として働いてて、給料ももらってるいい年した青年が、学生やファミリー層向けの飲食店に初デートに誘うのは、、ね?
なにも高級なレストランとかに誘えというわけじゃないんですよ。
ただ「記念すべき初デートくらい、彼氏はカッコつけてみせなよ!」というのが僕の意見です。
だってね、女の子側も楽しみしているわけですよ、彼氏(候補)との初デートを。
オシャレして、お化粧がんばって、楽しい時間になることを期待してね。
それが、誰もが知ってる安くてうまい店に連れていかれたら、そりゃあガッカリしちゃいますよ?
デートにサイゼリヤがNGというわけでもない
ただ、調べていると女性陣も"サイゼリヤ"そのものを否定しているわけでもないんですよね。
個人的には、サイゼリヤのリーズナブルで美味しいパスタやピザ、ドリアなどの洋食が手軽に食べられるところは嫌いな人っていないんじゃないかとさえ思います。
ちょっとしたデザートもあるし、軽く飲めるテーブルワインがあるのも魅力的。
学生のころにヘビーユーザーだった人も多いんじゃないかな。
実際はお付き合いが始まって、それなりに仲良くなれば、サイゼリヤで軽く食べてこうよっていうカップルもそこそこいると思います。
お店に行けば学生や家族連れの中に、大人っぽいカップルや女子会みたいなグループも見かけますよね。
カップルの懐事情なんてカップルの数だけ違うんだから、お手軽に食事すること自体がNGというわけでもないのが現実です。
逆に「そんな安いお店になんて行きたくないわ!」みたいな女性がいるとすれば、いいお店に連れて行ってくれる男性とお付き合いすればいいだけで。
他カップルのお財布事情に首を突っ込んで、さも初デートにサイゼリヤに連れていく男が悪くて、彼女がかわいそうという構図は僕には違和感しかないんです。
初デートにはそれなりの演出が必要って知ってる?
だからといって、初デートにサイゼリヤのようなリーズナブルなお店に行くのがOKかというと、それもどうかと思うわけですよ。
ここはあえて言いたいのだけど「初デートにサイゼリヤはNGってそんなのおかしいだろ!」っていう男性陣。
なぜそんなに、初デートを軽く考えているのでしょうか?
だって、初デートですよ?
初めて好きなコとご飯食べに行ったり、ぶらぶらするわけですよ?
ちょっとくらいカッコつけたいと思わないんでしょうか?
これが学生のデートなら、誰も取り合わないと思うんですよね。
お店に行って学生のカップルがいたら、なんか初々しくていいじゃないですか。
おっちゃんは大好物ですw
しかし、自分で働いて給料もらってるいい大人の男が、いろんな言い訳つけて安く手軽に済ませようと思ってるのはアカンと思うんですよ。
やっぱりね、初デート(だけじゃないけど)は演出しなきゃ。
惚れた女とご飯食べに行くなら、ちゃんと雰囲気もプラスしてお店を考えなきゃね。
家族連れが多く、お客さんの出入りが多い飲食店はザワザワしてるのが当たり前。
そんな中でいい雰囲気になって、照れながら会話を楽しむ時間なんて作れるわけないと思いませんか?
ちゃんと相手の女性のことを考えて、お店を選ぶくらいの誠意は見せましょうよ。
それがカッコイイ大人の男の振舞ってもんです。
こんな考え方にならないから彼女はできないし、ネットでは叩かれるんですよ?
初デートにサイゼリヤはNGってそれはおかしいだろ?という男たちの立場
さて、初デートにサイゼリヤ行ってもいいじゃん!っていう男性陣に苦言を呈してきたわけですが。
こんな男たちは、なぜ一致団結して分の悪い反論をしているのかという言い分を分析してみました。
- 収入が少ないからデートにまわせる金が少ない
- 最初のデートでハードルを上げたくない
- 行きつけのお店のほうが緊張しなくていい
- 彼女になってくれるかわからないのにお金をかけたくない
- 最初にありのままの自分を見てほしい
この記事を読んでいる男性の方で、現在彼女がいないという方は上記の理由を読んでなにか気付きませんか?
じつはこの言い分には、モテない男性の思考がモロに反映されているんです。
ここがわからないと、あなたもSNSで女性陣の反感を買う側に立ってしまいます。
モテない男の思考とは「自分本位」の考え方ということ。
惚れた相手に対して、その女性のために「なにができる?」「なにをしてあげられる?」という精神が微塵も感じられないんです。
どうやったら自分の考えにあわせることができるかという、いわば支配的な考え方なんですね。
だから考え方が合わない、価値観が合わないという便利な言葉を引っ張りだして、恋愛から遠のいていってるんです。
ホント、考え方ひとつで彼女は作れるし、幸せなデートなんていくらでもできるんですよ。
収入が少ないなら、リーズナブルだけどチェーン店ではない雰囲気のいいお店を探す。
恋人としてこれからも一緒にいたいから、デートにはできるだけお金(高額という意味じゃないよ)と時間をかける。
ちょっとリッチなテイクアウトメニューのあるお店を探してピクニックに出かける、などなど。
できない言い訳を探すよりも、今の自分に最大限できる演出の方法を探して実行できる男になる。
そんな男性は年収300万円台以下でもふつうにモテます。
初デートにサイゼリヤはNGといいたい女の本音
では、構図的に噛みついてる側になってしまっている女性陣の意見はどんなものなんでしょうか。
- 安く見られてるみたいで悲しい
- 自分の価値が低いと思われてるようで嫌だ
- せっかく準備にお金と時間をかけてきたのにひどい
- 大人のデートっぽくない
- 大事に思われていないと感じてしまう
ざっくりまとめるとこんな意見が大半を占めていました。
もちろん「サイゼとかファミレスとかでも全然OK」という女性陣も多く見受けられましたよ。
今回の論争で声をあげている女性の多くは「自分の価値」というポイントをとても意識しているように感じました。
意識高い系というわけではなく、どちらかというと「もっと大事されてもいいはず」という考え方な印象ですね。
こういった女性からすると、初めてのデートに力を入れようとしない男の姿にイラッとしてるんでしょうね。
まぁ、僕が女性でもおそらくブーブー言ってると思います。
べつにね、女性の誰もが高級なお店に行きたいわけじゃないと思うんですよ。
慣れないお店で食事したって、緊張ばかりで楽しくないでしょうし。
そりゃあ、気軽に行けるお店のほうがデートそのものは楽しめるかもしれない。
でも「初」デートにそれはないんじゃない?ってね。
最近の風潮なのかもしれないけど、ネットでは自分の価値を低く見積もるのはもったいないという意見をよく見かけます。
もちろん、その意見自体にはおおいに賛成なんですけどね。
そのせいで、こうした乙女心が傲慢さに変換されてしまっているようにも見えるんです。
女性はね、時代がどんなに変わっても男から大事にされたいんです。
とくに惚れた男にはね。
まとめ:社会人男性なら初デートにサイゼリヤはやめとけ
ネットやSNSってほとんどが文字の世界。
要は読む人にとって、本来の意図が伝わらないこともよくある話です。
だからこそ、男性陣は目の前の惚れた女にもっと全集中すべきなんですよ。
もうね、まわりのしょーもない情報に振り回され過ぎ。
大人の男が惚れた女をメシに誘うなら、相応の演出くらいしなさい!
そしてデートに来てくれた女性に感謝しなさい!
この意識改革だけで、恋愛は急にうまくいくようになるから。
ぜひ、自分ならどこにデートに行くか考えてみてください。
その「調べる」姿勢、めっちゃ大事ですよ。